ヒトの体内には至るところに幹細胞が存在しています。なかでも骨髄や脂肪、歯髄、臍帯などの幹細胞は、皮膚や血管、神経、骨、筋肉などの細胞に分化します。 その幹細胞を培養液に投入して培養し、再び幹細胞を取り出した上澄み液が「幹細胞培養液」と呼ばれるもの。そこには非常に多くのサイトカインや成長因子が含まれていることがわかっています。
M BELLEZAにはヒトの脂肪由来幹細胞培養液※を採用しています。
元は脂肪の幹細胞でも皮膚の細胞になって、肌ダメージの修復や、加齢による肌悩みのケアに作用してくれるのが最大の特徴です。
「サイトカイン」とは、体の細胞から分泌されるタンパク質の総称で、「ヒト幹細胞培養液※」には多数のサイトカイン因子が分泌され、再生機能や細胞に情報を伝える役割を担っています。サイトカインの中でも、細胞の増殖や細胞の分化を促進させる働きを持つものは「成長因子」と言われます。化粧品原料としても馴染みのある「IGF」「EGF」「FGF」「HGF」は弾力アップ、美白、シワ予防、抗酸化、ターンオーバーの促進など、皮膚に関わる成長因子です。
「ヒト幹細胞培養液※」には成長因子の他に「エクソソーム」が含まれています。これもまた幹細胞が分泌する物質で、「そろそろターンオーバーしましょう」「傷ついている皮膚の再生を急いで」「抗酸化酵素を作りなさい」などの情報を血液に乗って伝達していると言われます。その情報伝達力は成長因子の比ではないと言われ、例えるなら高速通信5Gのようなもの。
肌のリズムを整え、いくつも重なる年齢による肌悩みに複合的にはたらきかけます。浸透を促すだけの美容液では感じたことがない変化を楽しんでください。
※ヒト幹細胞培養液幹細胞を培養し、その培養液から幹細胞を取り出した上澄み液のこと。幹細胞上清培養液には、成長因子が多く含まれていることがわかっています。